14,重箱に詰める時の決まり事
見た目にも豪華な重箱入りのおせち料理。
ただ適当に詰め込んでいるわけではなく…実は重箱に詰める時には決められたルールがあるんです。
それぞれの段によって詰める料理の種類が変わります。
なお5段目の重箱には「神様からの福を詰める場所」として何も入れずに空にしておきます。
黒豆、きんとん、昆布巻き田作りなど。
鯛の塩焼きや車海老、鰤の照り焼きなど。
紅白なますや酢だこなど。
れんこん、ごぼう、里芋、クワイなど。
ただ適当に詰め込んでいるわけではなく…実は重箱に詰める時には決められたルールがあるんです。
重箱の段数
地域によっても異なりますが、おせちの伝統的な重箱は「5段」とされています。それぞれの段によって詰める料理の種類が変わります。
なお5段目の重箱には「神様からの福を詰める場所」として何も入れずに空にしておきます。
一の重
一の重に入れるのは「祝い肴」と「口取り」です。黒豆、きんとん、昆布巻き田作りなど。
二の重
二の重には「焼き物」を入れます。鯛の塩焼きや車海老、鰤の照り焼きなど。
三の重
三の重に入るのは「酢の物」です。紅白なますや酢だこなど。
与の重
「四=死」を連想させることから「与(よ)の重」と呼ばれている段には「煮物」です。れんこん、ごぼう、里芋、クワイなど。